クリニック様が新規開業などでレセプトコンピューター(レセコン)を導入する際、一般的に必要とされる機材をまとめました。大まかに、下記のような機器が必要になります。
弊社でシステムご納品の場合は、ソフトだけでなく下記ハードウェアも合わせてご納品しますので、別途、機材を買う必要がありません。
必須の機材
パソコン
レセコンを使うには、まず Windows のパソコンが必要です。必要最低限の台数としては受付に1台です。
モニター
パソコンの台数分、モニターが必要です。
サーバー
院内ネットワークを構成するためにサーバーを設置します。
インターネット回線
電子レセプト請求、システムアップデート、クラウドバックアップなどにインターネットを使います。
セキュリティを確保するため接続先が固定・制限されたり、自由にネットサーフィンできないように設定する場合が多いです。
ルーター
インターネットと接続するための通信機器です。
ハブ
院内ネットワークを作るために、ケーブルの接続口を増やす機器です。
外付HDD(ハードディスクドライブ)
システムのバックアップ用として使います。ハードディスクを使う場合はRAID(レイド)※1 を組んで、ディスクの破損に備える必要があります。ハードディスクは消耗品と考え、4~5年を目安に交換することを強くおすすめいたします。
無停電電源装置(UPS)
災害時などコンセントからの電気が切れてしまった瞬間、レセコンに給電してデータを保存するための時間を作ります。給電は数分しかもたないことも考えられますから、停電したらすぐにセーブしましょう。製品にもよりますが、瞬断からもパソコンを守ります。停電などがなくても通電しているだけでパッテリーが少しずつへたって来ますから、4~5年を目安に交換することをおすすめいたします。保証されている可用年数は製品により違うので、導入時に確認しておきましょう。
必要に応じて導入する機材
プリンタ
処方せん、領収書、紹介状などの各種書類を印刷するためにプリンターが必要です。クリニックに最低でも1台は必要でしょう。
スキャナ
紙資料や写真などをデータとして取り込むのに使います。プリンタ一体型のスキャナもありますが、ある程度スキャナを使うのであれば専用機がおすすめです。
以上がレセコン導入に必要な、おもな機材です。