失敗しない電子カルテ選び:業界全体図・シェア(クリニック向け)

2018/05/29

クリニックの電子カルテを検討しているドクター向けに、国内の電子カルテの状況をまとめました。

診療所向け電子カルテの普及率

2017年現在、クリニックにおける電子カルテの普及率は約3割と言われています。

導入のきっかけとして一番多いのは新規開業です。
今どきの新規開業されるクリニックは、開業時にほぼ電子カルテを導入されます。私どもの実感としては、新規開業の8~9割のクリニックが電子カルテを導入される印象です。

次に多いのが世代交代です。
すでに開業済みで電子カルテを導入してないクリニックの場合、ドクターの世代交代の時に、若先生が電子カルテの導入を検討されるケースが多いです。

あとはごくたまにですが、増えすぎた紙カルテに嫌気がさして電子カルテの導入を検討されるケースがあります。

このようにして、電子カルテの普及率は少しずつ上がっていくと考えられます。
また、地域医療連携・地域包括ケア・遠隔医療などに対応しようとすると、電子カルテは必需品になります。

電子カルテのメーカーは多いが、寡占状態

クリニック向け電子カルテのメーカーは数が多く、全国10万のクリニックに対して50以上のメーカーがしのぎを削っています。

ただ、各メーカーごとの電子カルテのラインナップは1~2機種しかない事が多く、同じメーカー内での選択肢は多くありません。

これは少し前の電子カルテ一覧ですが、58製品あります。

<参考>
電子カルテ製品一覧(2010年10月04日)
TechTargetジャパン 医療IT

とはいえ、電子カルテのシェアは上位6~7社が全国シェアの約3/4を占めており、寡占が進んだ状態になっています。

参考

メディコムはシェアNo.1(メーカー別・稼働実績のシェア)
PHC株式会社

電子カルテ 2018年版 クリニック向け電子カルテ購入シェアランキング
m3.com

電子カルテ/PACS(*)の市場規動向
シード・プランニング

レセコンとの組み合わせ

電子カルテは、それだけを単独で使うことはなく、受付のレセコンと連動させて使います。

大手メーカーの電子カルテはほとんどの場合、そのメーカー独自のレセコンと一体化したシステムになっていて、他社製レセコンやORCAと接続することはできません。
多くの場合、「電子カルテはレセコンとセットで買うもの」になっています。

もし、日本医師会が作っている「ORCA」というレセコンを使いたい場合は、それに対応した電子カルテを使う必要があります。
「ORCA」を使うメリットは、ソフトが無料ということです。「ORCA+対応電子カルテ」を選ぶと、比較的安く電子カルテを導入できます。

逆に、大手メーカーの「レセコン+電子カルテ」を選ぶと、お金はかかりますが機能充実、という風になります。

電子カルテの費用対効果

大まかに言って、電子カルテは導入にお金がかかりますが、クリニックの運用を効率化できます。
クリニックの様々な業務をアナログでこなすか、電子化するか、という違いです。
電子カルテはクリニックのIT機器の中心になります。

<支出>
・電子カルテ導入費用(200~500万円)
・ランニングコスト(数万円/月)

<メリット>
・診療情報のデータベース化
・検査会社などとオンライン接続
・カルテ関連業務のスピードアップ
・カルテの紛失防止
・スタッフの残業時間削減  など

こちらの記事もご参考に。
電子カルテ導入のメリット・デメリット
電子カルテ+予約受付で患者さんの待ち時間を削減
電子カルテと紙の違い
慣れれば電子カルテは手書きより楽です

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